北海道大学理学部生物科学科(生物学)
北海道大学大学院生命科学院生命システム科学コース北海道大学大学院理学研究院生物科学部門 生殖発生生物学講座 木村・藤森研究室 |
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諸事情により2024年10月にホームページを移設しました。引き続きみんなで頑張っていきますのでよろしくお願いします。 | ||
我々は北大理学部生物と北大生命科学院において マウス精子形成における転写調節メカニズムを 多機能性ゲノムとlong noncoding RNAに焦点をあてて研究しています。 |
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[研究室の概要] 当研究室は2005年11月に立ち上げられ、現在までに7名の博士学位取得者をはじめとする多くの優秀な方々を輩出しています。2023年4月からは藤森助教を加えた新体制となりました。小さい研究室ではありますが、所属する学生さんたちは皆やる気に満ち溢れています。我々と一緒に研究を進めてみたいと思った方はお気軽にお問い合わせください。 研究室では哺乳類のゲノム機能に興味を持っており、現在は生殖に関わる遺伝子の転写調節を中心に研究を進めています。特にマウス精子形成における転写調節メカニズムの解明に力を入れており、多機能性ゲノムとlong
noncoding RNAの機能解析を中心に研究を進めているところです。
上の写真は研究の過程で作成したGFP導入トランスジェニックマウスです。私たちは必要に応じてこのようなマウスを作製して解析しています。 研究テーマの概要は以下の通りですが、より詳しい内容を知りたい方は左のメニューの研究内容をクリックしてください。 テーマ@:マウス精子形成における遺伝子の転写活性化 現在のメインテーマになります。精巣では複雑な過程を経て精子が作られますが、このうち減数分裂と呼ばれる過程で多くの重要遺伝子が転写活性化することが知られています。私たちは、この減数分裂中の転写活性化について、一次精母細胞と呼ばれる時期の細胞を中心に研究を進めています。特に多機能性ゲノムであるdual promoter-enhancerとlong noncoding RNAの重要性が明らかになりつつあり、これら2つについて詳細な解析を行っているのです。 上の図はマウス精巣の模式図です。 テーマA: マウス卵巣における転写活性化 私たちは精巣だけでなく卵巣における転写活性化も研究しています。特に卵を取り囲む顆粒膜細胞におけるメカニズムを解析しており、ここでもlong noncoding RNAの重要性が明らかになりつつあります。 テーマB: 精子形成と胎盤分化におけるプロテアーゼ機能 私たちはさらに、プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)の機能解析も行っています。プロテアーゼは生体内のあらゆる現象に関わりますが、精子形成と胎盤分化における機能はあまりよくわかっていません。私たちはそこを解明しようとしているのです。 |
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Updated
on 11/2/2024 |